商売道具の不調は作業に大きな支障をきたします。それが頼りにしているものであればなおさら。期待された結果も出せないので即対処する必要があります💦
主力ツールである「RUPESマークⅡ」の電源がおかしくなりました。
症状が出たときは特定の角度で止まるのでだましだまし作業をして帰ってきました。ちょうどGW直前だったのでそれほど稼働しない時期だったのが不幸中の幸いでした。多い時は2~3日で10台以上ポリッシャーをかけるのでそんな時だったら死んでました👻
分解をして電源コードだろうとあたりを付けて早速注文。交換部品が容易に手に入ったのもラッキーでした。
自身のためにも工程を記録しておきます。
うちのRUPES
大は小を兼ねるサイズ選択でした。その後LHR75Eを導入したので二刀流にバージョンアップしています。
問題の個所
被覆があり特定はできませんが、根元をグリグリすると電源が入ったり切れたり…
交換手順
ネジを外す
4つのネジを外します。プラスドライバーで外せます
ケースを開ける①
スイッチレバーを下向きにして開けます
こじらなくても手で外れました。次に配線を止めているネジを外します。
現場で何回かばらしていたのでこの時は勝手がわかっていたのでスイスイでした
ケースを開ける②
スイッチレバー側のケースも外します。手で簡単に取れますが、配線が詰め込まれているので写真を撮っておくと
下の四角い箱がスイッチボックスで黒いポッチがグリップに当たって入り切りするスイッチです。
現場でばらした時にエアーは吹いてあったのでこの時は掃除無しです。
コード交換
購入したソフトコードに交換します
??ん??
輪っかの端子なぞ見なかったような…
再チェック
白と黒の配線を辿っていくと赤いスリーブを通過して基盤に直通…ん?
どうやら丸い端子ではないようです😅
適合には21も含まれていたのでそこは間違いはないはず。旧型だしと気を取り直して作戦変更です。
配線カット①
-本体側-
切ってつなげる。これしかありません😅
本体側はできる限り長め残してカットしました
配線カット②
新品のソフトコードも丸型端子を切り取り被覆を剥がします。
接続
夜間作業のため、手元にあるものでどうにかするしかありません。
スペースはありそうなのでまた交換することも考慮してギボシにしました。
とりあえずこの状態で通電確認。
絶縁します
そのままにはできないので絶縁します。
厚みが増すのを嫌ってスリーブは使わず絶縁テープを選択。
仮組み
取り回しを考えながら仮組をします。
写真では位置決めをして配線ストッパーを戻してあります。
元々ストッパーで止まっている配線は被覆で守られていたのですが、配線を加工したくらいですので長さが足りずそのまま挟み込みました。
適度な感じだったので良しとしました。
元に戻す
配線などに注意しながら背面を取り付けます。
元が10mだったのでちょっと短いです。
柔らかいので取り回しは良いはず。早く確かめたい
原因究明
原因は断線でした。
EVERYのスライドドアで挟んでしまったので思い出しました…
工具は大事
整備士のいとこの勧めで購入し15年以上使っていると思います。
このクニペックスの電工ペンチ(右)は2個目です。この手の工具はだいたい2セットあります。車載用と作業場用の2セット。
被覆を剥くのは面倒なので専用工具を使っています。ラクチンだし楽しくなります。
ちょろっとした2つの工具ですが、当時価格で合わせて1万円近くします😅
自動車の配線がいじれればできる!
特別な工具はいらなかったので自動車の配線がいじれる方なら楽勝だと思います。12Vと100Vと電圧が違うのは注意が必要ですが(笑)