実車のヘッドライトリペアですのBefore Afterです。右側が新品相当で左側のみ経年劣化している状態でした。ひび割れ、クラックなどがありますので深めに削っていきます。




ヘッドライトの黄ばみには大きく分けて2つのパターンがあります。
- ハードコートの劣化
- 樹脂本体の劣化
ハードコートの劣化
ハードコートには新車時点で施されている保護コートと、リペア後に施されるクリア塗装、コーティングを含みますが、これが劣化しているだけなら液剤で簡単に改善することができます。ただ、再発サイクルは次第に早くなるはずです。
樹脂本体の劣化
一方、ポリカーボネート樹脂本体が劣化してひびがチラついてしまったりクラックが入ってしまったものは樹脂そのものを削り取る必要があります。特にクラックは深く削り込んでも消えないことがほとんどです。
このサンプルカーもクラックや深い症状までは消せていませんが、写真の通りくすみ、黄ばみが消えクリアになっています。表面にはヘッドライト用のガラスコーティングを塗布して仕上げています。
車の内外に関わらず、いつも目に入る部分の改善は満足度の高いリフレッシュメニューです。