チャージャーのガラスコーティング。指定のガラスコーティング剤を使用してのいつも通りの仕事です👍
外観がモヤモヤっとしていて少し残念な感じ…と言っても、展示してある時からもしこの車をやるなら…と考えながらその他の仕事をさせてもらっていたのでチェックポイントは既に頭に入っていました。
そこで、下洗いをした後いつものようにじっくり見ているとなんだか劣化したコーティング用に見えてきて、磨き始めたら大正解!
コーティングを磨いて落としていったら地の塗装が出てきて綺麗になりました。中古車ですからそれなりの部分はありますが、第一印象のモヤっとした感じがなくなりました🙌



劣化したガラスコーティングはクリア剥げのように見えます。コーティングを上塗りすれば良いと思われがちですが、コーティング剤の無駄遣いに終わってしまいます。
塗装面もザラザラしていて触って気持ちよくないくらいです。でも、鉄粉との区別は難しく手触りだけでは劣化コーティングなのか鉄粉なのかの判断をつけるのは困難です。もしトラップ粘土や紫色になる鉄粉除去剤を使っても良い反応が見られない場合は「ガラスコーティング劣化」を疑うと良いと思います。
クリア剥げもザラつきが出ますので、ガラスコーティング劣化との見分けが必要ですが、こちらの場合は磨いても改善せず、むしろ悪化させることもあるので注意が必要です。磨いてひと皮剥けたようになる場合は艶が戻るかもしれません。
ガラスコーティングは高硬度ものほど長持ちしますが、落とすのも大変。汚れを放置すると劣化が早まりますので小まめな洗車がポイントです。それから、撥水剤の使用は控え、施工したコーティング専用品、または業者さん指定の物を指示された方法で行ってください。
積み重なった撥水剤やワックスの除去も大変ですよ😓
セダンやクーペの車はだいぶ減りましたね。脚立を使わないで済むコーティング作業のほうが珍しいくらいです(笑)