今回はタイヤの話です。インテリアリペアとタイヤ…車という大枠以外関連性が無いような気がしますが、私はSA(スーパーオートバックス)の元社員です(笑)タイヤピットマンをやってました。さらにドリフトもやっていたので普通のユーザーの一生分以上のタイヤも使ってきています。
SA現役時代に1万本を超えるタイヤの組み換えをやってきて、お客様に販売したり減り方からおすすめタイヤを提案したらアライメントをお勧めしたりいろいろやってました。ユーザーとしても街乗り~サーキット走行時の性能差、銘柄別のバーストの特徴までいろいろネタ持ってます(笑)
貧乏性なので消耗品であるタイヤに高額を払うのはどうも納得できないのでコスパを意識しつつ、楽しく運転ができるタイヤを選びたいのでいつも選定に時間がかかってしまいます😅
デモカーV60のMICHELIN PILOT SPORT4が限界に…
割と強力なパワーステアリングアシストがあり、ハンドルを切るたびに「ガガガ…」とタイヤがブレている感触がありましてタイヤの状態も悪くなってきていました。
高い高い18インチタイヤを物色しながら興味深いタイヤを発見したので溝自体はギリギリ車検通るくらいに残っていますが、思い切って新品交換をいたしました!
と言ってますが、最大の交換理由は左リヤタイヤのパンクです。ど真ん中に釘が刺さってパンク修理をしたのですが、街乗りでは問題なかったものの高速走行をした際にスローパンクチャーを起こし、安全のためやむなく交換😢
タイヤサイズは235/40R18です。どれもお高いです…さらに今まで履いていたタイヤはミシュラン パイロットスポーツ4!現行のパイロットスポーツ5は通販単価で1本30,000円以上します…国産タイヤでも大体同じくらい~になります。
となると、アジアンタイヤに目が向くわけですが、2020年24週製のタイヤが2023年7月時点でまる3年。なんだかんだ5年くらいは使えてしまうことを考えるとやはり減り早いなと思います。さらにこちらは純正ロムチューンのポールスターがインストールされ、馬力もトルクもアップされてます。当初の設計以上にタイヤに負荷がかかることも容易に想像が付きます。
パワーと車重の影響も大きいことがわかるのであまりに安く性能の引くタイヤではダメだなという目線で物色。
興味のあるアジアンタイヤ
ハンコック Ventus S1evo3
ハンコックはいつの間にかアジアンタイヤの枠を飛び越えて世界的なタイヤメーカーになっていったと思います。世界選手権クラスのレースにもタイヤ供給していますし、何しろトレッドパターンがかっこいいものが多いです。
性能も良いですが、価格は国産タイヤと勝負する感じになりますのでそれなりにします😅私の中では「いつかはVENTUS!」というくらい履いてみたいタイヤです。
フェデラル SS595
昨年末に購入をお手伝いしたアウディA4アバントのお客様にもお勧めしました。私自身、15年近く前にR33スカイラインの時にフロントに履いてました。結構長く生産されているモデルです。
SS595はフェデラルですが、595EVOという兄弟のタイヤがFINALIST(ファイナリスト)とブランド名を変えて後継モデルが出ています。
新入りのデモカーGE8フィットRSのタイヤとして早速採用しています!
NANKANG NS-2
NANKANG(ナンカン)は少しライフが短いイメージがありますが、欧州車にもギリギリ使える範囲ではないでしょうか。よりハイグリップのNS-2Rも良いですが、排水性を犠牲にしている感があり少しやり過ぎかなと思うのでNS-2が良いと思います
トルクがある欧州車にはIN/OUTのあるタイヤがおススメ!
SS595やNS-2はスポーティタイヤですが、回転方向が決まっているタイヤです。デザインはカッコ良いものが多いですが、このタイプのデメリットは内べりまたは外べりなど偏摩耗しやすい点です。
欧州車は国産車と比べるとトルクの大きいエンジン、国産車よりも強いパワステアシスト、AWSなどの四輪操舵システムが搭載されているケースが多いです。サスペンションが自動制御だったりセッティングが変更できたりするモデルもありタイヤに負荷がかかります。さらに、街には小道が多いのでなおさらタイヤに負担がかかってしまい、偏摩耗しやすい使用環境でもあります。
このような欧州車にはIN/OUTがあるタイヤのほうが適していると思います。内側、中央、外側の特性が違うので偏摩耗がしにくくなっています。V60の古いタイヤも均等に減ってくれています。
IN/OUTのあるDAVANTI PROTURA SPORTに決定!
長々と書いたことを考えながらアジアンタイヤのスポーツタイプを物色していたところ、イギリス産中国製タイヤを発見!
DAVANTI PROTURA SPORT 235/40R18
IN/OUT、スポーツタイプ1本1万円以下(2023年6月現在)という条件を見事にクリアしたタイヤです。さらに、イギリスが絡んでいるところも何気に決め手です。中国生産のようですが😅
なにしろ、パイロットスポーツ4とそっくり😲意識しているとしか思えない似つかわしさです。
インプレッション…と行きたいところですが😢
タイヤ交換の帰り道、冷却水関係の警告灯が点灯。自販機で水を買い応急措置をとり帰宅。調べたところウォーターハウジングというパーツの破損でした。定番のようです…早速部品を探しましたが、私が入手できるルートでは国内に無く、部品の届く8月頭まで不動車になってしまいました…それで解決すればの話ですが。
これが外車か(笑)🤣