グランドチェロキーSRTの恐らく限定車「Night」ではないかと思います。
限定車などでは特にインテリアリペアの需要も高まります。限定車だけに部品探しが難航することも大いにありえますので。以前手掛けたグランドチェロキーSRTでもブレーキ周りの部品を探して数か月…全然見つからないという話も聞きました。
2020年12月に行った仕事です。擦れて傷んだ部分をパリッとさせてくれれば良いということで、低予算でした😅
リペア限度
革にできているシワは癖ですのでリペアには向きません。硬いものならパテ埋めで対処しても問題ないものでも、シートは柔らかく、特にこういう癖の付いてしまう部分は動きも多いため、不自然なシワになったり耐久性が低くなりがちなので私は攻め込みません。
低予算のオーダーでしたが、こういう部分も見て全体の仕上がりを決めていきます。
ずいぶん前の仕事になりますが、意外に覚えているものです(笑)
リヤ周り。SRTはかなりスポーティな仕様のはずですが、そんな気配を感じさせないフォルムが逆に好感を持ちます。冒頭の画像にはチラっと見えていますが、大型の真っ赤なブレーキキャリパーが付いています。
ブレーキは性能を見た目でごまかせない部品なので必ず見ます。ブレーキ周りを見ていくと走りに対する本気度が結構わかっちゃいます👆
すごくいかついホイールや速そうな外観をしている車なのにブレーキはノーマル…とかちっちゃい…とか??キャリパーに色を塗っても性能は上がらずごまかすこともできません。走りに対して本気の車はしっかりしたブレーキシステムを組んでます。自分で買う車選びの時にはどんなブレーキが付いているのか2番目くらいに確認します。少しでも残念に感じたらその車は買いません🤣
という私個人の好みの話で締めくくります。
凄くカスタムやチューニングしている車のブレーキを見てみてください。結構面白いですよ!