内張リペアについて連続投稿をしております。
これらは合皮の破れ、化粧パネルの塗装剥がれというインテリアリペア領域の話です。


👆このようなダメージです👆
では、
👇このようなケースはいかがでしょうか?👇

トータルリペア加盟店なら「焦げ穴リペア」の手法を使ったリペアを想像するところ。実物のところ、見たり触ってみないと施工法は思いつかない所ではありますが、解決策はあるのでしょうか。リペアの仕事が続くとどうしてもリペア脳になっていまい「どうやって直そう?」となってしまいます。
AFTER

破れのリペアは1時間半、塗装は45分くらいかかっていますがこちらはものの1分で完了しております(笑)
Before画像にチラ見しておりますが、クリーニングブラシによるクリーニング。クリーニングで済んだということは、手垢ということですね。長年の…
記事の毛が抜けてしまっているケースもありますが、今回は毛は生きていてブラッシングによって再起毛して汚れだけ掻き出せた形になります。
タオルでこすっても落ちませんし毛が抜けて大惨事になりかねません。染み抜きの要領でやれば素材へのダメージは最小限に抑えられると思いますが、何年も蓄積された汚れをすべて溶かし切るには洗剤も使いますし洗剤によるダメージにも注意が必要です。
洗剤は極力使わず、こすりもせずに落とすのが理想。
天然ブラシ
過去の記事でも書いていますが、内装クリーニングで使用するブラシは天然素材に限ります。一般的なナイロンや人工毛は生地や対象物を痛めます。あまりに手さばきが早いと熱によるダメージを与えてしまうこともあります。
丁寧にやるのは当然ですが、天然素材なら多少手早く動かしても焦げることはありません。ルームクリーニングには馬毛ブラシがおススメです。
100均ブラシ30個分くらいの値段がしますが、素材や性能を考えれば納得です。うちでも5年以上同じものを使っており、柄が木製なのでひび割れも出てきていて反り返りもありますが、毎日のように使っても毛が落ちることもなく変わらない性能を発揮してくれています。結果的にはお安い買い物ですね🤣
その他に部位に合わせてサイズ違いを数種類持ち歩いています。
洗剤はアルカリ電解水に限る
洗剤も重要です。業務用のアルカリ電解水を企業秘密の割合で使っています(笑)
濃すぎるアルカリ系洗剤は吸い込むとむせますのでご注意を。これは生活の知恵に近いので、カー用品コーナーで狙いの洗剤が見つかることはありません。少なくとも私の経験で😊
汚れの種類によって、洗剤も道具も変わってきます。もし、アルカリ電解水がダメならインテリアリペアで攻めているところです。ファブリック塗装も可能ではあるのでそういった力業も視野にいれていましが、あっという間に終わってよかったです😊