スバル WRX STi S207②-助手席リペア-

投稿日:2023-04-11 更新日:

ご依頼いただいたS207のシートリペアのメインは助手席の座面です。無数のひっかき傷があり手触りもザラザラでだいぶ難あり状態です。

作業としては毛羽立ってしまっている部分をペーパーで削り落とし、充填剤で表面を整え塗装しています。擦れたり劣化したりするのは主に乗り降りする部分なのですが、こちらは車内側(座って右手側)の方がダメージが大きくなっています。

いつも乗せていた荷物なのか、ペットなのか原因は不明ですが、助手席はそれなりに傷んでいます。

特にセンターコンソール寄りのシルバー生地部分は画像以上に深く傷が入っていて思ったよりも研磨してもボロボロと表皮が落ちてくるほどで結果、凹凸が残ってしまいました。

このようなツートン、アクセント生地のあるシートでもリペアは可能です。これで左右2脚分のリペア作業は完了です。塗分けがあり、それぞれ部分施工にはなりますが延べ施工範囲も広いため14:30の着手~18:30の完了まで4時間ほどかかっています。

インテリアリペアの施工料金はリペア対象部品の希少性よりも素材や作業量によって変わってきますので、基本的に車のランクが同じならだいたい費用的には同じくらいで補修ができます。部品は量販車でも10年、15年、20年と経過するにつれ廃番になっていきますので新品への買い替えは困難になっていきます。中古品についてもせっかく見つけても高額にがちですのでDIYも含めてリペアという方法も増えてきていると思います。

敷地内をほんの少しだけ動かす機会にも恵まれたのですが純正でもかなりのホールド感のあるシートでした。私は健康診断でB判定が出るほどの細身ですが街乗りでは窮屈に感じるかもと思うくらいです。

S207は特別仕様ではありますが、車としては競技仕様ではありません。個人的にはロールバーや2名乗車が標準な競技ベース車の方を増やして公道よりモータースポーツに重きを置いた車種が増えると良いなと思います😅ノウハウを持っているショップも年々減っていると聞きますし、「これでレースに出られます!」みたいな(笑)

GRヤリスの兄弟分、ヤリスにもカップカーというのがあります。スバルではBRZにGR86とともに「Cup」という競技ベース車も競技母体も既にありますのであくまでWRXはロードカーで良いのでしょうけど。

S207は激レアですが、TC380というさらにレアな車両もあるようです。興味のある方は調べてみてください(笑)

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