先日、数回にわたって試験的に行ってきたダッシュボードリペアの施工がひと段落しました。
というのも、お客様の商品をお借りして、劣化が著しく通常のリペアが通用しない状態になっているものをリペアするというもので、FCであるトータルリペアとしては施工対象外と言われる作業です。
トータルリペアが行うインテリアリペア(主に車の内装部品のリペア)の特徴は
- 水性塗料で即日施工、即日納車。※他にも体に優しい材料を使用します
- 高耐久
ディテールも重要ですが、耐久性があることが同業他社との大きな違いになります。
その耐久性を出すためには、
- 施工材料
- 部品の状態
- 適切なクリーニング
の3点がポイントになります。
ひと段落した今回の作業車は30年超の欧州車のダッシュボードです。ビニール上の表皮が劣化してカピカピになりかけており、寒暖の差での伸縮が大きく割れが発生しているというものです。
材料は揃っていますが、部品の状態が悪くクリーニングも慎重に行う必要があります。ただ、部品の状態が著しく悪化していたためリペアしても割れてしまいました。
複数の材料を使用して抑え込みましたが、耐久性はどうでしょう。
状態を承知の上で売却が決まったとのことなので、在庫が売れたという点では私も嬉しく思います(^^♪
でも根本解決できていないので心残りというか、引っかかるものがないわけではありません。しかし、これは売り手と買い手で話がついていることで合って私が気に掛けることではないのかもしれません。私は技術があるかないかという点で評価されるだけの立ち位置ですので(^_^;)
引っかかりはありますが、
「仕掛中」
の仕事が無事に終わったと捉え、次にくる困難事例に備えて技術と応用力、そしてメンタルを鍛えておきます💪