なんのこっちゃわからない画像かもしれませんが、ZVW30プリウスG'sのボンネットの磨き前後の写真です。映り込みがすごくて気の利いた写真が全く撮れず一番わかりやすいのがこれでした😓
最近、うちの作業場兼自宅にカーポートを設置したのである程度天気に左右されずに作業ができるようになりました。太陽光と紫外線を一番カットできるものを選んだため青い屋根になったので写真での映り込みが酷くなっています。
このプリウスは現在うちのデモカーです。



カラーコード「202」ブラック。ECR33で慣れした親しんだ「KH3」スーパーブラックのトヨタ版といったところでしょうか。共に捻りなしの真っ黒です。
磨き屋さん、磨き職人さんに言わせるとそもそも屋外での研磨作業自体がけちょんけちょんに言われます(笑)でも需要はそれぞれありまして、屋根のないところで平然と「磨いて」というご指示があることも事実。そこまでは求めていない場合もあるわけで、屋外での技術、材料、道具選びを研究することも大事になっています。
ただ、黒系の特に上面は炎天下では必ず「お断り」をしています。絶対きれいにできないと。私の目も焼けて塗装面もバフ目も見えません。コンパウンドも速攻で焼き付きます。バフもすぐに死にます。
この真っ黒系の塗装は私が見る車ではだいたい陥没してしまっています。原因はウォータースポット。こちらの30プリウスも10年選手ですので当然のようにあります。1500番や2000番あたりからペーパー掛けをする必要がありますが、今回はポリッシャーのみでやっています。
プリウスよりもご長寿のBH5レガシィにはたまらずペーパーをかけてしまったのですが😅
比較画像
比較画像はこの2枚。これからボディ全体を一気に仕上げますが、写真を撮っている余裕はあまりありません。雨も降ったので見づらいですが、骨組みのところを見て頂けると鮮明さがわかると思います。


全体にはかけていませんが、ところどころペーパーをかけています。
ちなみに、磨き始める前に酸性クリーナーで落とせるスケール汚れは先に落としてしまいます。同時にアルカリ洗剤でも洗浄し極力不純物を取り除いています。また、鉄粉も複数のトラップ粘土やパッドを使って落としてしまいます。それだけに1時間以上かけることもあります。
すぐにならい流すべきものと滞留が必要なものなどがありますから特徴を極力理解して使っています。こういう時はさすがに密室ガレージがうらやましく思います😓
磨き完了




陥没を解消するまでの作業はしていませんが、この時点でツルッツルになっています。この後、ダイヤモンドコーティングをかけます。
ダイヤモンドダブルコーティング

下塗りにガラスコーティング剤を、上塗りにダイヤモンドコートを塗布しています。耐久性は7年以上です。もはや、車より長持ちかも・・・というコーティングです。艶やスベスベ感が段違いです。
施工環境を選ぶので作業可能な車屋さんから特別なオーダーがあったときだけに施工しているものです。



ハイブリットやミニバン、エコカーは嫌いなのですが、この仕上がりはまずまずです。完全硬化まで約1週間。施工直後よりも完全硬化後のほうが断然に良い状態です。お客様の車では見ることのできない姿を見られるのはデモカーならではの楽しみです。
そして、不覚にも車そのものを気に入ってしまうのです😅まずまずと思いつつ満足しています。
ただ、この後にGRヤリスやレガシィ、V60に乗り「やっぱりガソリンのターボ車だな」と思うおっさんなのでした(笑)