記事を書いている今日は雨でした。今年の3月は20℃になったり日中5℃以下だったり、それが2日で起こったり体に堪えます。花粉も元気よく飛んでいるようで私の鼻や喉を攻撃してきます。春は無く、GWには夏の陽気になってしまうのでしょうか。
冬は嫌いなので、それはそれでよいのですが。
本題です。たまーにある、普通の車のリペアです。本件、ハンドルカバーの取付をお勧めしました。交換も。全周リペアになるのでお見積りをしたら新品のハンドルが買えるほどとは言えませんが、交換も視野に入るレベルの金額になります。
それでもGOサインを頂きましたので、作業をさせて頂きました。
軽自動車でも、超高級車でも施工に対するノリはあまり変わりません。それぞれやりやすいところ、やりにくいところがありますが、結局のところ同じような感覚で作業をしています。
Before

色の違いがないので目立ちませんが…

細部を見てみると…

どこもかしこもダメージだらけです。

特に右手部分と、頂上部分は破れが悪化して凸凹になってしまっています。

こんな感じに。

表皮めくれが軽症に見えます。
トータルリペアの技術講習に出てくるような状態です。サンプル施工みたいな感じですね(笑)
後日へ持ち越し


頂上部分を除き、パテ埋めが終わったところでタイムオーバー。後日へ持ち越します。グレーの部分がパテ梅部分です。これだけ凹凸があちこちにあるということです。
作業の保留は理想的ではありませんが、路上走行はしないのでこのまま撤収します。
After
中3日での作業です。

後日、無事に完了しました🙌

当日仕上げの頂上分の凹凸も無事に消えました。

右手部分も

左手部分も無事に完了です。
満足度は?
お客様の満足度は高かったのでしょうか。いつも不安になります。満足度は価格と仕上がりのバランスで評価が分かれると思っています。今回は車格にしては高額なリペアになりましたので、どちらかというと満足度は低くなることを恐れます。
仮に低かったとしても「高い」という事なら大歓迎。うちでは超高級車でも同じような価格になりますから。違いがある部分は、使用やデザインによる養生の手間。軽自動車にもステアリングリモコンが普及していますので、高級車と変わらないくらい養生は面倒くさくなってきてます。
軽だし、中古車だしそんなに力入れなくて良いよ。と優しくおっしゃっていただくこともありますが、力をどう抜けばよいのでしょうか❓安くしてよ、という隠語でもあると思っていますがきっと力を抜いたら「クレーム」になります(笑)
形や色が合ってない、耐久性が低すぎる、関係のないところに色が付着したなどと。
直しているところはすべて目に見えるところ。オーディオの配線のように隠せるものではありません。手や肌でも触ります。ですから、力を入れずに作業を行うということは、悪い仕上がり以外の何物でもないのです。
力を入れなかった部分が無いわけではありません。
力を抜けないのは下処理部分。表面部分はいくつかの節約方法があり、今回はシボ付けをほどほどにし、手触りだけオリジナルに近づけ、触ったときに違和感が出ないように気を付けています。少しのことですが、高いシボを付けることで塗料の消費も作業時間も増えがちです。
低く形成しやすいシボにしすることで時間や材料を節約でき、ご予算に合わせています。
いつもご依頼くださり「いくらでもいいっすよ!!」と言って下さるので、費用も仕上がりも、車別で私のほうで判断しながら常識的なバランスで作業をさせて頂いた事例です。