薄皮破れ系のステアリングリペアです。擦れるのではなく薄皮が破れるのが特徴で、擦れとは直し方は少し違います。
薄皮が破れ地が出てしまっているところと表皮が残っているところの密着を高めるプロダクトを使って下地を作ってからパテで表面を整えています。パテだけだと成形の時にボロッと取れることがあるので表皮剥がれの場合は少し時間がかかります。
表皮剥がれの段階でのリペアであれば凹凸が出ることはありませんが、時間が経ってしまうとボコボコになってきます。パテ埋めすることで平滑にはなりますが、元々柔らかい素材なので完全に凹凸を埋められるわけではありません。








早めに修理したほうが安く、早く、きれいに仕上がります。
もっとも、表皮剥がれの場合はリペア外の場所もいずれ剥がれてしまうと思うので、うまく付き合っていかなければならない症状です😓良く握る場所、革のつなぎ目から症状が出始めます。手に消毒液などが付いた状態で使っていると劣化が早まると思うので注意して使っていくと持ちが良くなると思います。