珍しい(!?)軽自動車のステアリングリペアです。
軽自動車ほど全周ダメージがある場合が多い印象です。これは、リペア屋さんとしての感触です。低価格帯の車ほど修理せず使い続けるからというのが背景にあると思いますが、こうなってしまうと変えたほうが良いくらいの修理費用になりますのでほとんど受注には至りません😅私からリペアはやめたほうが良いとお話もします。
仮に1か所でダメージが軽微でも12,000円以上にはなります。
軽自動車でも革巻きステアリングは増えてきており少なくない印象です。あまりにも普通になってきているのでオーナーさんでも気が付かずに使っていることもあるのではないでしょうか。
軽自動車でも超高級車でも施工方法は同じ
施工費の見積も基本的には同じになりますので低価格帯の車では見合わなくなってしまいます。施工方法が同じ、材料消費量も同じなので値引きはできません(笑)変わる要素があるとすれば、ステアリングリモコンの有無などの養生の手間くらいでしょうか。作りがシンプルなら作業時間も短くなりますので多少価格は下がります。と言っても数万円しますので現実的ではありません。
中古交換との比較でもリペアは割高に
一般的な対処法では千円くらいから買えるハンドルカバーの使用だと思います。結構台数も多いので交換になっても中古品も見つけやすくステアリングそのものが数千円で買えることもあります。通常はそこに交換工賃が加わりますが、それでもリペアのほうが割高になることも多いです。
工程、材料は同じですので事例に出てくるような高級車と同じ仕上がりになります。耐久性も同じです。なので工賃の基準も同じです(笑)
リペアの良いところ
リペアの良いところは、交換と違って使い慣れたものを使い続けることができるところでしょうか。新車からお乗りなら、他人が使ったものでもありません。
インテリアリペアの今後・・・
自動車の生産において色々なニュースが出ています。特定の車種について納期が長いということも数年前から変わらず続いています。GRヤリスも受注停止ということが多くあります。でも生産は続いているようですね。そうこうしているうちに大幅なモデルチェンジになるそうで😊
年末に複数の同ランク車両のステアリングリペアを行っています。販売店さんからのご依頼になりますが、これからは低価格帯の車でも品質向上のためにリペアの腕を振るう機会が増えてくるのでしょうか。