先日、屋外での作業中、軽い熱中症になりました。万全の準備をして臨みましたが何時間も屋外にいたため予防しきれませんでした。情けない…
頭痛は良くあるので慣れたものです。軽い熱中症は仕方がないので、倒れる前に一休みしてうまく付き合っていくしかないです(^_^;)
さて、今回のリペアはレザーシートのたるみです。おクルマはボルボV70。リアシートの左側だけがたるんでしまっています。
写真で見る限り、このくらいなら許容範囲かと思える軽症ですが、ここだけがたるんでいるので悪目立ちしていました。
日本車の作りもすごいと思うのですが、このV70のリアシートはまぁ簡単に外れました。外して頂いたのですが(^_^;)よくできています。
Before
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リアシートの左側(助手席の後ろ)だけが目立ってたるんでいます。
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横から見た様子はこんな感じです。
たるみの中心部はゴワゴワした感じがあります。レザー用のメンテナンス剤を多めに塗り込んでから作業を始めますが、ゴワゴワ感は取れないような…嫌な予感…
After
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たるみはだいぶ収まりました。ただ、中心部でゴワゴワしていた部分が目立ってしまっています。触った感じも周りよりも固くなっています。
劣化に加え、水分が影響していると思われます。飲みこぼしならすぐに拭くでしょうから、原因は雨でしょうか。たるみと劣化で水分が集まりやすい部分ができてしまっていたのかもしれません。あくまで予想ですが。
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横から見ると劣化してしまった部分は目立ちません。たるみもほとんどわからなくなりました。
本革シートたるみ
たるみは素材の劣化でもあるので致し方ない部分もありますが、放置していると劣化のスピードが上がり取り返しのつかないことになることも…
今回の固くなっている部分は、メンテナンス剤をマメに塗り込んで頂くと改善するかもしれません。じっくり定期的に行うのがコツです。改善するとは限りませんが、素材がダメになってしまうと回復は見込めないのでこれ以上悪化させない事も大切です。
ご依頼いただきありがとうございました。