今回の施工事例はシートベルトのバックルの挟み込みによって、内張りが破れてしまうという「中古車あるある」を想定したデモ施工になります。
ドアを閉めるときに挟み込むわけですので、結構な勢いでグサッといくこともあります。傷だらけになっていますが、傷一つ一つはかわいい方だと思います。
シートベルトやシートの計上によって起こりやすい車種があります。
今回使用したクルマはクラウンです。
Before
-225x300.jpg)
バックルを繰り返し挟み込んだという想定での人工的な傷です。
素材はビニールです。
After
1-225x300.jpg)
傷がなくなりました!
2-225x300.jpg)
遠くから見てここがザクザクだった事がわかりますか??
色が違って見えますが変わっていません。外の明るさと写メの腕がないのが原因です。
ビニール・合皮のリペア
内張りにはビニールの他、プラスチック、合皮、革、布などいろいろな素材があり、このクラウンには、ビニール、布、プラスチックが使われています。
これら一般に内張りに使われているどの素材であってもリペアを行うことが可能です!
施工ができないのはメッキ、木目調パーツ。鏡面仕上げのプラスチック。安全上の都合でエアバッグが内蔵されている内装パーツも施工ができません。
メッキの上に塗料がのらず、木目調は木目の塗装ができず、鏡面仕上げは塗料の性能上、鏡面には仕上がらないというのが施工ができない理由です。
鏡面は難しくても磨き込めばここまでは照るようになりますが(^_^;)