朝晩は肌寒いと感じる時もあるくらい、毎日の曇り空と共に秋らしい気候が続いている船橋市と鎌ヶ谷市。少し動くと心地の良い汗をかくことができるので「スポーツの秋」を仕事で体感しています。
個人様からの仕事が続いており写メのストックが少なくなってきています(^_^;)
さて、最近手掛けることが増えてきたスズキのバレーノの展示車仕上げを行いました。今回のこのおクルマは、2万km程度の走行距離にしては外装がかなり傷んでおり、塗装もくすみかけています。営業車として使われていたようで車内も汚れております。
1台の作業ですが、ルームクリーニングとボディ研磨を二つに分けてご紹介します。
Before
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足元の汚れも目立ちますが、インパネ周りの汚れがひどかったのと、ナビのモニターがダッシュボードに取り付けられていたようで、両面テープ痕がそのまま残っています。
なんと、ピアノブラックのパネルにも両面テープ痕があり緊張しながら丁寧に剥がしていきました。(写メはありません(^_^;))
シートのシミもクリーニングします。
After
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バキュームと専用のクリーナーで拭き上げ、展示できる状態になりました。
ピアノブラックの両面テープ痕も最小限の傷で済みました。平面なので貼りやすい部分ですが、剥がすのは大変です。クロスで拭くだけで傷が入ることもあるくらい繊細なので、両面テープは貼らないことをお勧めします。
シートは乾燥前です(^_^;)
Before
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こういうところの汚れを見るとどのように扱われていたのか想像できます。足元の食べこぼし、手で触るところに飲みこぼしや吹きこぼれがある個体で車種がファミリーカーでない場合、営業車である可能性が高いなと直感でわかります。
一応拭き取っているようなのですが、縁や溝に汚れが溜まっているのも特徴です。ドリンクホルダーも吹きこぼれ等でベタついていることも多いです。
After
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汚れたらすぐに拭き取るのが一番です。このバレーノの場合、汚れはだいぶかわいい方でもっとひどいのは掲載禁止レベルな車両もあります(^_^;)
縁や溝のつまりをなくすだけでも印象がガラッと変わります。乾拭きで十分です。
Before
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ベタつきの上にホコリが積もると余計に汚らしく見えてしまいます。
ブラシとクリーナー、バキュームを使ってキレイにしていきます。
After
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インパネ周りのこういうパーツはゴシゴシやろうとすると爪で表皮をひっかいてしまったり、剥がれてしまっているものをさらに悪化させることがあります。
これも汚れたらすぐ、埃が気になるようになったら柔らかいクロスですぐに拭き上げるとキレイを保つことができます。
ルームクリーニング
日ごろから手入れをしてあげると下取りや売却価格での減額はされにくくなります。
資産価値が下がりにくいということです。古くて希少な人気車種の場合、手入れをすればするほど価値が上昇する…なんてことも🌝
相場があるのでたいていの乗用車の売却価格は一定の範囲内で収まると思いますが、それでも数万円の違いが出てくることがあるのでこういった内装の目立つ部分をキレイに保つ価値はあるといえます。
あと、乗っていて気持ちがいいですよね(^^♪
ご依頼いただきありがとうございました。