2024年もGWになりました。このHPを開設してから迎えるGWは6回目になります🎉
本業もそうですが、HP(ブログ)もよくここまで生き残ったものです(笑)
タバコの焦げ穴リペアについて考察
軽自動車2台のタバコの焦げ穴リペアです。タバコの焦げ穴リペアは減ってきています。最近では軽自動車しかやっていない印象です。あまりリペア単価は高くない仕事ですが、リペア講習で初めに習うのがモケットシートのタバコの焦げ穴リペア。基本中の基本だったはずなので、今後のために少し勉強してみました。
喫煙者について
世間での喫煙者は年々減っているそうです。たばこ税の増税によって1箱単価も上がり続けている上に、人口も減ってきているので当然の結果なのでしょう。
減るだけでなく、煙の質も変わってきているようで、昔ながらの煙の出るものから電子タバコなるものも普及しているそうで、たばこを取り巻く環境は年々変化が大きいようです。
↑電子タバコなるものです↑今は二本指に挟むのではなく、つまむように吸うんですね!?
電子タバコというのはタバコの葉が無く火を使わないため、灰が飛んでしまうことがないそうです。そもそもたばこの焦げ穴の原因となる火の付いた灰がない!!これでは穴が開きようがありませんね😝
喫煙者の占める割合は低所得者層が高いという統計もあるという部分は少し気になりました。毎日お金かかるのに!?
自動車業界と共通する部分
「タバコの焦げ穴リペアがなぜ減っているのか?」という疑問からの調べものですので、そこの部分にフォーカスを当ててみます。
需要も実際の数も縮小する局面にあるというのが共通する部分だと思います。
自動車の生産台数や販売台数が減ったという明確なニュースを目にする機会こそありませんが、需要は減っていたり実際の運転者数は実質的には減り続けているように感じます。人口も減っていますし…。
環境に配慮した自動車の割合が年々増えていることも電子タバコなるものの普及と同じような傾向にあると感じます。
愛煙家と車好きはいくらになっても買うときは買うということも同じですね。スポーツカーというのが普及しなくなったのは、興味のない層が買わなくなったから、トレンドが大きく変わったからというだけで、好きな人は乗り続けていますし、だいたいのメーカーカタログでが継続的にラインナップされています。
喫煙者動向との違い
高所得者ほど喫煙割合が低く、低所得者ほど喫煙割合が高いという点です。調べたことが無かったのでわざわざ書いてますが、そりゃそうだよなという結果です。角が立ちますのでこれ以上のコメントは控えますが、ギャンブルにも同様の傾向あるようです。
所得の高さに応じて所有する車(バイク含め)が高く、台数も増える傾向にあります。お金持ち程高い車を複数台持っている確率が高いということですね。使い分けという意味でも複数台必要になっているということですね。
所得が低い場合は、生活環境にあった一番合理的な車種の選択をすると思います。複数台持つことも負担になりますのでミニバンであったり、軽のハイトワゴンが選ばれているということなのでしょう。
カーライフにおける生活環境の違い
カーライフについて都市部と地方での生活環境の違いというのが良く話題になりますが、結局は住宅と自動車という人生において何度とない「お高いお買い物」という部分で考えると納得の答えにたどり着きました。
●都市部では住宅にかかる費用が高額で面積はあまり広くなく(坪単価が高い)、月々の駐車場代も数万円~なんてザラ…。
●地方では都市部より広いが(坪単価が安いため)住宅にかかるコストは抑えられるため高級車を複数台駐車場代をかけずに所有することもできる。郊外には車好きで車中心の生活がしたい方も多いと思います。
バランスこそ違えど所得が同じなら住宅にかかっている費用と車にかかっている費用を足したら都市部でも地方でもだいたい同じくらいになるのではないでしょうか。その他にも食事、洋服、美容、教育、趣味、仕事…その他お金をかけられることはありますね。
地方に行くと…
高速道路に乗って地方に行くと、色々な地域のナンバーを目にします。高級車も多くて目の保養になりますし車好きとしてはドライブしていて楽しいです。別荘地や、アウトレットの駐車場なんかもおもしろいですね。
私はやりませんが、ゴルフ場の道中や駐車場もきっと楽しいんでしょうね。ただ、荷物が大物ですから車載しない方は別として大柄な車が多いという先入観はあります(^^ゞ
車離れ・・・なんて聞きなれた言葉がありますが、あるところにはあります。興味ない方や必要としないなら買う必要のない場所で生活すれば良いという興味のない層が買わなければ衰退してしまう。商売というのは、大部分の全く興味のない層をどう誘導して顧客化するのかというのも大事なんだと思います。
軽自動車ばかりやっている理由が少し見えた
軽自動車ばかりやってます。焦げ穴リペア。毛羽立ったモケット素材用なので、表面のツルっとした生地には不向きです。モケット素材が使われている車種は本当に少ないので満足する仕事はほとんどありません。穴がふさがるだけです。と言い切って同意を得てからしか作業してません。
合皮を含む革シートが軽から高級車までまんべんなく採用されていますので、布シートと革シートの割合の変化もあると思います。この「革」も徐々に天然から人工皮革や再生素材などを使用したものに変わってくるとも言われています。環境保護や動物愛護の観点らしいです。
いまでは、本革=高級車だぜ😎とは謳えないようです。
高級車程インテリアリペア需要が高い
インテリアリペアというのはどちらかというと高級車の方がマッチしやすく、交換価格とリペア価格の差で成り立つ商売です。差額が大きければ大きいほど安く済んだと思えますからうれしいですよね!
一方、低価格帯の中古車の場合は価値が低いのでリペアにかけられる予算も減ります。大衆車であれば、中古部品も大量に流通していますので交換価格とリペア価格の差が縮まってしまいます。あくまで修理ですので完璧はあり得ません。成果という部分でもミスマッチになってきてしまう部分ですね。
これからの焦げ穴リペア
焦げ穴リペアの件数が少ないのは喫煙者数の減少が一番の要因なのでしょう。高級車に焦げやすい布地素材が使われなくなっていることも大きいですね。また、費用面でもすでにタバコ臭い車に1万円以上かけて修理すると考えると、中古車店にとってもユーザーにとってもかなり高額な印象を受けます。
それでも軽自動車ばかりに焦げ穴リペアをやっているのは、軽自動車の高級化と需要の高まりという点が大きいのだと思います。新車で200万以上もするくらいですからね。直してでも乗ろう、売ろうという気にもなりますね。
元々、インテリアリペアの情報というのは高級車に乗る方、扱う方が多く集まります。軽自動車や普通車の層にとっては知られざる領域ということも耳にします。焦げ穴リペアの仕事を増やしたいなら、宣伝する方向性を変えないと受注は増えないということなんでしょうね。
リペア業者としては、一番の低単価作業です。あまり力は入れません😅結局はみんな「金(かね)」ということですね😎
2台のリペア完了画像です
非常に長い前置きになりましたが、完了画像です。黒い方が目立たずに仕上げられたと思います。それでもわかるものはわかりますが。
下の2枚は濃い目のベージュと薄めのベージュどちらがいいか試してみて、今回は薄めで仕上げています。色よりも、接着剤が固まったようなものも付着していまして、そちらの除去の方が大変でした。完全には取れませんでしたが最小限のリペア範囲で済んだと思います。
情報の出所と解釈
様々な情報を無作為に抽出した情報です。数値がまちまちなところなどありましたので傾向のみに留めています。私の経験も含めての解釈も含みますので参考情報です(笑)
都心部とか地方とか言いましたが、一応私は生まれてから足立区(足立県とも…)で20数年育っています。高校も電車で東京駅や大手町乗り換えで行ってましたし最初の就職先も同様です。一応、都心噛んで生きてきてます。そして今、鎌ヶ谷、柏寄りの松戸市の外れにおります。何でもできそうなのでもっと外れの林の中とかでも良かったのですが😅
ちなみに私はタバコ、酒やりません😅
いつもながら、なんだかなぁと思う作業だったりします(笑)