ベースの作業はハスラーの納車仕上げです。それにデカール（ステッカー）針が加わりました。
あまり経験がある作業ではありませんが、カッティングシートなら何枚も無駄に貼ってきたので何とかなるでしょうということで作業に取り掛かりました。カッティングシートはだいぶ小さいですが(^_^;)
ただでさえ個性的でお洒落なハスラーにデカールのワンポイントを加えるだけでさらに個性的なルックスになりますね。
さて、納車の迫った失敗できない一発勝負！！Afterをご覧ください。
Before → After
ハスラー-デカール（before） 
ハスラー-デカール（after）
ハスラー-デカール（before） 
ハスラー-デカール（after）
ハスラー-デカール（before） 
ハスラー-デカール（after）
貼り方のコツ
カッティングシートとは少し違う
メーカーやブランドのロゴ等のような小さなカッティングシートは貼り付け面を脱脂して台紙を剥がして貼りたいところにペタっと貼って爪や柔らかい布等で数回強めに擦りつけて1枚（アプリケーションシート）ペロッと剥がしたら何とかなるものです。
小さいのでシワになりにくく、ローマ字なら細いので気泡が入りにくいというのか簡単な理由なのかもしれませんね。
しかし、今回の様なデカールは長辺が1m近くあり洗剤入りの施工液をボディやカッティングシートに吹き付け台紙を少しずつ剥がしながらボディに貼り、圧着後アプリケーションシートを剥がすという本来の手順を踏む必要があります。
圧着にはスキージを使いますが、上手に貼るポイントは、ズバリ、
貼り付ける時に台紙を少しずつ剥がすと同時に空気をスキージで抜きながらデカールを貼っていくことです。
これで空気が入らず綺麗に貼れるはずですが、もう一つポイントがあります。
位置決めを完璧に、貼り付けでズレないよう細心の注意を払うことです。
窓のフィルムとは違って縦横無尽に滑るわけではないので一度貼ったら位置変更ができないと思いながら取り掛かった方が良いです。貼りなおすと筋が残ったり粘着力が極端に落ちたりします。
もちろん、会社のロゴなど面単位で貼っていくカーラッピングはデカールよりもはるかに難しい作業になります。
フィルム貼りに近い
作業工程や道具はウィンドフィルム施工に近いです。施工液の濃度がデカールの方が薄めかと思います。
前にも書きましたが、デカールはフィルム程貼り付け後の位置調整の余裕がないのでしっかりとした位置決めが重要です。
といってもフィルムは窓枠に差し込んだりしますのでその方がレベル高いと思います。
YouTubeにはたくさんの動画がある📺
YouTubeを始め、インターネット上には動画がたくさん出回っています。予備知識があればあらゆる作業について理解できると思います。
あとは経験。
手の感覚は画像では伝わってきませんし、動画の主は基本的に上手（プロ）なので素人が陥りがちな動きがなく失敗しません。施工中のリカバリー力は経験とイメージからしか生まれないので予備知識と成功のイメージを持って取り掛かると良いと思います。
あとは、道具を手の届くところに揃える、すぐに逃げられる作業スペースを用意しておくこと。慣れない作業程、予測不能で身動きが取れなくなって失敗してしまう事があります。あれが近くにあれば…ここに置いておければ…何てことにならないようにしっかりとした準備をしておくとリカバリーしやすくなると思います。何事も。
プロでも知りたい事
貼ることよりも剥がす方法が知りたいという声は多いと思います。新しいシートなら破れにくいので剥がしやすいかもしれませんが、完全に古く劣化してヒビヒビになってしまったデカールは特に剥がしにくい…というかとにかくイラつく作業です。
地味ですし進まない。それがボディ全体だと思うと気が遠くなる作業です。かつ、費用対効果が悪い…
再塗装前提なら選択肢の幅が広がりますが、ただ剥がす、キレイに剥がすというのは結構難しく根気のいる作業なんです。
ドライヤー、ヒートガン、お湯、シール剥がし用のゴムツール、剥離剤…デカールの状態に加えボディの塗装の状態にも応じてツールや方法を選ぶ必要が出てくると思います。これも経験なのでしょう。
自分自身への備忘録でした
長々と書きましたが、改めて。
私はこの作業をほとんどやったことがありません<(｀^´)>
ということで、自分自身への備忘録としてブログをまとめました。人様のお役に立つ以前に、自分自身で役に立つページを書いてしまいました😅
次にいつやるのか…当店のEVERYにラッピングをする日が来るとしたら、その時くらいでしょうか（笑）
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