私は軽くプログラミングができます。独学で使っているエクセルVBAなのでプログラマーとは言えませんが、自分で使うエクセル集計表などには大体簡単なマクロが組まれています。レベルで言うと、コードが自分で書けてDo~Loopが使えるくらいです。
会計ソフトへの入力なんかもエクセル集計表から会計ソフトの規格に合うようにCSVに吐き出して入力の手間を省いたりしています。18歳から経理の仕事をしていますのでプログラミングの知識はプログラマーというよりは、自分の実務で使うためのツールといった感じです。
さて、以前から興味があった「ChatGPT」にいくつかの質問を投げかけてみました。そのうちの一つがこちら。
私はゴリゴリのホワイトカラー経験者で尚かつ、現役バリバリのブルーカラー事業者です。AIによってホワイトカラーは大打撃を受けるという話はだいぶ前から言われています手に職というのはAIから見ても人間ができる仕事として今のところ認識しているようですね(笑)
そして、最後の一文「さらに技術を磨き、お客様に価値を提供することを目指して…」痺れます😅
他にもお金に換算しにくいマスキング作業について尋ねてみました。
こちらはCLS200のシートリペアの様子です。白のステッチすべてマスキングをしていますが、2脚分やるのに1時間近くかかっています。ステッチの色が違うだけで数十分から時には1時間以上作業時間に影響があり、ほぼ毎日初見で作業をしている私にとっては事前に見積もっていた作業時間をオーバーしてしまうため悩ましい問題でした。
また、仕上がりにも影響する大事な作業であるにもかかわらず、ひたすら貼っていくだけと動きが地味で残りもしないマスキング作業(時間)については価格転嫁という点で難しく感じています。
車のインテリアリペアのことなんて知らないはずの「AI」からの言葉ですが、すっと受け入れられる内容と言い回し。そして、こちらも最後の一文が(私は一応社長ですが…)上司から言われているような「つべこべ言わずちゃんと価格提示しろ!」というこれまた痺れる内容で😅
これは面白い!
トータルリペア・アイテックの日常
毎日ほぼ初見で複数台、複数の作業をこなしていますが、着手~完了・引き渡しまでの実現可能な作業時間を見積り、着実にこなすことが日々のミッションです。
この日も9時から2台のコーティングを済ませ、他のお客様へ30分ほどかけて移動し18時の閉店に間に合うように合計3台分の仕事を仕上げるのに冗談抜きに5~10分刻みで段取りをしながら一つずつ工程をこなしています。そうしないと最後の仕事が完了しません。
なんといっても翌日も同じようなスケジュールなので持ち越すこともできません。だいたい10日先まで予定が入っていますので終わらなければ11日後に続きを…というあり得ない状況になるので何としても終わらせなければなりません。
このような状況の他、様々な要因があり個人のお客様の受付は制限しておりますが、法人つまりは車屋さんや修理屋さんの場合は環境が整っていてお店の方がいらっしゃるので初見の車ばかりでも5~10分刻みのスケジュール管理でやっていけています。
ただ、世間のスタッフ不足というのは深刻ですし、働き方改革やコロナ以後、営業時間や営業日数は減り、半導体不足による取扱量の減少で2019年頃と比べると関与する台数は1~3割ほど減っています。このような流れの中にあって私たちのような出張業者にとっては時間・工程管理と価格転嫁がとても重要になってくると思います。さらに時短の努力・工夫の価値についても価格転嫁していかなければ売上は減ってしまいます。
私の悩み公開になっているのでいい加減締めます🤪
「ChatGPT」からトータルリペア・アイテックの作業上の問題解決のきっかけが得られる「かもしれない」と思いながら楽しんで使っていって時代に何とかついていけるような40代のオッサンになりたいと思います(笑)