トータルリペア・アイテックの石田です。
先日から取り組み始めたビジネスバッグリペアで、進展があったので投稿します。
全体的に傷みがひどいのですが、中でもボロボロ感を際立たせていたのが持ち手部分。PCやファイルを満載で持ち歩く必要があるので今まで使ったどのバッグも一番最初にダメになり、バッグを買い替えるきっかけになってきました。
ここまで使ってしまったなぁ…というのがいまの心境です。お客様にも失礼ですよね(^_^;)
さて、クルマ以外にもリペアのノウハウが使えることの第1弾として取り組んでいるビジネスバッグリペア。
始めの記事でも書きましたが、この持ち手部分はリペアではなく交換がベストです。これだけの範囲を充填剤を使って直すのは逆に時間とコストがかかってしまいます。
私物なので実験台としてあえて充填剤でのリペアを試みました。
初期の初期であればリペアでももっときれいに仕上がります。
Before
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ネットで公開してはいけないレベルでしょうか…酷いですね…
不要な生地や糸を切り、リペアを開始します。
After
全体1-225x300.jpg)
そして、遠目からの完了図です。
全体2-300x225.jpg)
遠目で見れば違和感がありません。我ながら、まずまず…!?
持ち手1-225x300.jpg)
近くで見ると成形の苦労がわかります。今日やったらもっとうまくやれると思います。そのまた次はもっとです(^^♪
ステッチが中途半端に切れていますが、このバッグは営業ツール(サンプル)で使おうと思いあえてそのままにしておいたものです。
ビジネスバッグ/革小物リペア
とりあえず、相手に失礼なく使える程度にはなりました(^_^;)
実際に施工をしてみての感想ですが、生地ごと張り替えたほうが早かったと思います。この作業の料金を材料の使用量から計算すると持ち手だけで¥15,000になります。
冒頭にも書きましたが、ちょっとした鍵割き等であれば全体のクリーニングを含めて¥5,000~お受けできます。何色でも対応でき、バッグや靴、ソファーなど「革や布」製品であればリペアができます。
※価格は2018年5月現在
こんどは、布のスレや日焼け、ロゴを何とかしていきたいと思います。