2014年式トヨタ86 GT 6MTを業販しました
今回は2014年式トヨタ86 GT 6MTを業販した事例をご紹介します。
今回の車両は業者オークション仕入れで、出品時には社外パーツ詳細がほとんど記載されておらず、見落とされがちな1台でした。
実際にはフジツボマフラーやHKS車高調など魅力的な装備が付いており、内容を正しく把握できたことでお得に仕入れることができました。
社外パーツ多数の魅力ある1台

一見ノーマルに見えますが、要所要所で社外パーツが入っています。144,000kmと走行距離は10万kmを超えていますが、外装、内装共にB評価と高い評価の1台です。
装着されていた主なカスタム内容

ぱっと見ではわからない部分も含め、いくつかのカスタムがされています。
外装はシンプルですが、社外ヘッドライト(流れるウィンカー)、TOM'sテールランプが入っています。
フジツボマフラー、MAX ORIDOスロコン、TRDフロントタワーバーでレスポンスや剛性アップにつながるチューニングされています。
HKS車高調でローダウンもしてありつつ、車検対応の状態となっています。
詳細不明出品車を安く仕入れられた理由
詳細不明というと怪しげな雰囲気になりますが(ほかに表現方法が思い浮かばない)、カスタム内容がわからない、詳しくない状況では手が出しづらくなります。こういう条件の車を見つけて入札しています。

業者オークションで見逃されていたポイント


カスタム内容がちゃんとしていまして、社外のテールランプはTOM'sでしたからパチモンではありません。ヘッドライトには特にメーカーの判断が付くものが無かったのですが、他の装着パーツを見る限り、ヘッドライトも一定品質のものが選ばれている可能性が高いと感じました。
走行距離がそれなりに伸びていることやフルノーマルよりもカスタム車の方が価格が安いこともあって比較的安く仕入れることができました。
気になった点|足回り異音と軽微なサビ



価格とのバランスを考えれば妥当な状態
足回りからの異音があり、少々気になりました。ショックのオイル漏れがあるのでオーバーホールまたは交換で、異音原因の一部は改善できるはずです。ブッシュ類も交換したいところですが、用途によってどこまでやるかは変わるので走行距離なりというところです。
86も12年前の車になりますので使われていた期間や距離を考えれば妥当な状態と言えます。
スポーツカー入門にもおすすめできる理由

カート活動を通じてモータースポーツに関わる中でも、86/BRZは入門用スポーツカーとして非常にバランスの良い存在だと感じています。
今はMT車の選択肢が限られており、スポーツカーとなるとさらに候補が絞られてしまいます。チェイサーやシルビア、GT-Rを含むスカイラインなどもとんでもない価格になってしまっている中、86/BRZは残存台数も多いため、コンディションや個体に合わせた妥当な価格で購入できる数少ない車種だと思います。
2000年代のカーライフを知らない世代の方にはイメージがわかないかもしれませんが、パーツが豊富ということもスポーツカーにとっては重要なポイントになります。社外パーツもそうですが、純正パーツが中古で安く買えるのはメリットがたくさんあります。
90年代には、MTのスポーツカーは数多く存在し、パーツも豊富でヤフオクなんかでも安く買うことができ、比較的手軽にスポーツカーライフを楽しむことができたものです。
しかし、パーツというのは減っていきます。販売終了などによる希少価値もついてきてしまうため、コンディションに合わない価格になってしまいがちです。楽に維持ができないと精神的にも金銭的にも苦しくなってきてしまいます。
手軽に楽しむことができる86/BRZはスポーツカーライフの入門にも、もちろん、ガチ勢にもおすすめな1台です。モータースポーツの現場にいる立場から見ても、強くそう感じます。
まとめ|情報を見抜ければ価値ある仕入れになる
中古車の仕入というのは、ノウハウや得手不得手がはっきり出るものだと思っています。板金屋さんは外装状態、整備屋さんは機関類、中古車屋さんは相場や売れ筋車種の選定といった具合でしょうか。それぞれに強いこだわりや得意分野があるように感じます。
そんな中、私は総合的に大事に使われていたコンディションの良い個体を探り当てることが得意だと自負しております。カーライフ全般に携わってきた経験の中で、これならまだまだ乗れますよ!楽しめますよ!という車を見分けるよう心がけています。具体的なチェックポイントはもちろん企業秘密🤫ですので、気になる方は私を使ってみてください(笑)
一方で、コンディションの良いものが見つかるまで時間がかかるという面もあります。ご縁ですので(笑)