こちらはクレーム対応でのリペアですので少し前のお仕事になります。
誤って右下の部分を割ってしまったそうで、補修を試みたものの画像の通りの状況でご連絡を頂きました。リペアの仕事をしていると、時々緊張感のある仕事が舞い込んでくることがあります。
それは、無かったことにする仕事。壊してしまったものをこっそり直す…というのは世間的にどう見られるのか意見の分かれるところだと思いますが、実際にはあります。
普通なら交換コースですが、SAIのこちらのパネルは生産終了とのことでリペアをするしかない状況に。SAI自体は生産台数が多いとは言えない車種だと思いますが、中古品はそれなりに出回っており、見つけることもそう難しくはありません。また、リペアよりも安く調達できます。
しかし、ディーラーとしては素性の知らない中古品を使うわけにはいかないようで、こちらを直すことになりました。
割れながらキレイに直せたと思います😅
ただし、裏側はこのような状況のままになります。左がリペア前、右がリペア後です。
見えない部分ですし、サンディングができませんので仕方ないですね。
リペアの方法ですが、まずは接着剤を落とします。粘着性のあるものだったのでサンドペーパーで削るわけにはいかず、溶剤で少しずつ溶かしました。効いて良かった😓
接着剤が落ちたら貼り合わせるようにリペア用の接着剤を流し込みくっつけます。そのあと、サンディングをして面を出していきます。そして、塗装。その塗装前の状態が↓↓こちら↓↓
ここからは楽しい時間です。調色をして塗装します。最後にシボ付けをして艶をボカシて質感を調整しておしまいです👍
リペアを依頼するときは、下手に弄ってしまうと私の言い訳を作ってしまいますよ(笑)今回も接着剤の影響で多少凹凸が残りました。
恐らく、オーナーさんには事の経緯はお話しされたのだと思います。詳しくはわかりませんが、そんな感じのやり取りだった気がします。どのような経緯であれ、ご依頼いただいた仕事をしっかりこなすだけですので、納品して書類のやり取りをしてサッと帰りました😄