日本が誇るハイブリッドカーのたばこの焦げ穴1か所のリペアです。
比較的新しい年式で車内もキレイなのでシミがなく合わせやすい色でした。さらに、日当たり良好🌞
こんなことで仕上がりを左右されていてはいけないなと思いつつ、最高の環境で気持ちよく作業できました。
Before → After
ドット柄の再現はしていませんが、これだけ違和感がなければ良いでしょう。
1)溶けた輪郭の処理 2)クリーニング、脱脂 3)ウレタン接着 4)調色繊維の接着 5)調色調整(最後の一振り) 6)質感調整
という工程です。
ジャージやツルっとした生地やカラフルな柄、編み込みや凹凸のある生地などいろいろなパターンがあります。細かい繊維を混ぜ合わせているためこのようなモケット生地のほうが違和感少なく仕上がります。このような生地のシートの施工はむしろ少数派です。
ただ、細かい繊維を使用しているため塗料と違い完全に混ざることがないので関係のない色の繊維を入れてしまうとたとえ少量でも目立ちます。
なので、85~90%程度を目指して調色してます。前後、左右から見ていき特にドアを開けて見える角度から一番目立たないのが落としどころです。そして、最後の一振り(一混ぜ?)して調色完了です。この最後の一振りが私にとっての隠し味です(笑)
いつもご依頼いただくディーラー様なので確認もサクッと完了致します。いつもありがとうございます<m(__)m>