前回のルームクリーニングに続いての事例紹介です。
走行距離2万kmにしては、傷が多い印象です。なんでも営業車として使われていたとの事。
営業車の場合、使われ方が粗いことが多いのですが、洗車機を使っていることも多く、機械の水圧の助けもあって、ドアのフチやリアゲートのヒンジ(付け根)部分などが固着するほど汚れていないことがあります。
手洗いで表面だけをキレイにしている場合、見えない部分にこってり汚れがついていることがあります。マメに洗車をしていても、ドアのヒンジ部分には汚れが溜まり続けます。可動部なのでグリースなどが塗られていることもあります。
社用車の場合はボディ表面のダメージが多い反面、手洗いと比べると見えない部分もキレイになっていることもあります(^_^;)
手洗い洗車のコツは隙間やドアの内側まで洗いきれるかどうかでだいぶ違いが出てきます。
Before
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隙間を挟んで左側が運転席側のフェンダー、右側がボンネットです。
よく見てみるとうろこ状のウォータースポットが点在しています。
After
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フェンダー(写真左側)をしっかり磨き込みました。ボンネット(写真右側)にはまだウォータースポットが残っています。
クルマ全体を研磨していきます。
Before
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助手席側のドアです。縦に数本の傷が残っているのがわかりますか?白い線です。
After
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写真中央の点で残った部分は傷が深く消えない部分ですが、その他はキレイになりました\(^o^)/
Before
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施工前の写真です。キレイなのですが、傷が全体的についています。さらに、モヤッとした感じになっており磨きがいのある状態で作業開始です。
いつもより粗目のコンパウンドを使うのでマスキングを忘れずにやっていきます。
After
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暗くなってしまいました(^_^;)
例によって、比較ができなくなってしまいましたが、全体のボディ研磨の後、仕上げ用のコンパウンドで磨き光沢の出る簡易コーティングをかけて終了です\(^o^)/
早く売れるといいなと思いながら完了のご報告を行いました。
黒で傷だらけだと冴えなさも際立ちますが、キレイにした時の見栄えはとても良くなります。
まだ傷が至る所にありますが、前回アップしたルームクリーニングも行っていますので気持ちよく乗り出せる状態になったと思います。
ご依頼いただきありがとうございました。