ヘッドライトリペアの年間施工数は300~400台。通算の施工実績も1300台を超えました。1台につき2個付いていますので2600個近くやっています。


左が右になるまで、ヘッドライトリペアの行程を順を追って紹介します。
作業前

良い雰囲気です🤣
これはキレイになりそう👍表面がガビガビ、ザラザラですが、レンズのダメージは少なそうな個体です。それでも、市販のヘッドライトリペアでは黄ばみ感は残る、サンプルとしては良い状態だと思われます。
見た感じ500番くらいからやってみて、ダメなら粗目に変えてみる作戦を立てて取り掛かります。
①溶剤のみ使用


トータルリペアから仕入れているヘッドライトクリーナーを使用してみます。
ペーパーで500番よりも粗いものを使う場合は意味のないクリーナーですが、表面が削れやすくなるような気がするので念のため塗布してます。
黄ばみはそれなりに取れて濡れているので滑らかに見えますが、まだまだザラザラしています。乾燥したらほぼ元通りになります。
②ペーパー研磨
500番研磨

黄色いカスが黄ばみ成分です。いい感じで削れています。これでレンズ面があまり削れないなら360番→220番→180番→120番とどんどん粗くしていきます。
粗くする分だけ工程が増えて作業時間も増えるので、適切な番手選びが近道です。ただ、あまり細かいのでケチケチしていても進まないので思い切った選択が吉です。


水で流すと磨いた部分がモヤモヤします。削っているので透明度が無くなります。もう引き返せません(笑)
800番

2番目からのペーパーの仕事は、前の番手の目消しです。ひたすら目を消していきます。
500番で黄ばみ成分を落とし切っているので800番では白い粉しか出なくなります。
1500番

撮影を飛ばしていますが、間に1200番を挟んでいます。たまに手掛けを挟むとサンダーの円状の傷がキレイに消えていってくれます。目で見ることが重要です。
2000番

ビカビカ度合いを上げるポイントは、より細かい番手のペーパーをかけて行くことです。これは2000番で止めていますが、3000番までやっておくとより輝きが増します。


水で濡れているとだいぶ良さげに見えますが、完全に乾燥させるとこうなります。2000番、3000番でも曇っています。
③ポリッシャー


コンパウンドとバフ、マシンすべてスペシャルマッチングです👍マシンが変わればバフもコンパウンドも変えるほど、マッチングにはこだわっています。
1500番の目を消せる粒度のコンパウンドを使用していますが、ペーパーの目が消えているかどうかはココでわかります。気になるところが残ってしまったら引き返すしかありません😭
④ガラスコーティング


ヘッドライト専用のガラスコーティングを厚塗りしています。拭き取りません。自然とレベリングしてくれる力を利用して厚く、平らに塗布します。塗り込みに1分以上かかってしまうと硬化が始まり、レベリングしなくなり失敗します。
完全硬化2時間の材料ですが、塗り込みに1分以上掛けられないシビアさに痺れます(笑)