JAGUAR XJ-S
今回ご依頼頂いたおクルマは、もともとクーペモデルのJAGUAR XJ-Sのルーフを延長してワゴンタイプにした車両とのこと。Eventer(イヴェンター)というモデルが一番ネットでは引っかかりやすい名前でした。ほとんど海外のサイト…翻訳機能を使って何とか情報収集しました(^_^;)
よく見るとリヤの窓が1枚だったりこちらのおクルマのように2分割だったり、ルーフが開くタイプがあるなど複数のタイプ(カスタム?)が存在するようです。
XJ-Sは1970年代から1990年中ごろまで21年もの長きにわたって作られたモデルとのことで、色々な遊び心を持ったモデルがチューナーから発売されていたのかもしれません。
ROYAL MOTORS LAS VEGAS


シンプルにEventerというモデル名ではなく、その後さらに手が加えられたモデルで、車体にはROYAL MOTORS LAS VEGAS XJSと書いてありネットで調べると同じ形の画像が出てきたのでこれがモデル名なのかもしれないという結論に至りました。
今回のおクルマ、 もともとは博物館に展示されていた個体とかなんとか…💧日本に数台…という世界の車じゃないかなとのお話でした。
このような情報は作業後に聞くに限ります。手元が狂ったら困りますので😅
ブログ内ではXJSで統一しようと思います。
Before → After
1.jpeg)
1.jpeg)
特に座面にシミのように見える擦れが発生しています。サイドサポートの外側も乗り降りの擦れによるダメージが見られます。
生地の状態は悪くないのですが、クリーニングでは落ちず擦れてしまっている部分が点在していました。
色は真っ白!純白です。
白に黒のステッチやパイピングが映えますね😄これを守るためのマスキングが一番時間がかかった工程かもしれません(^_^;)
仕上げは塗装。2脚まるごと車内で塗装します。無理な体勢を取ることもありますが、スプレーガンは両利きになるよう訓練しているのでムラなく仕上がったと思います。
4.jpeg)
2.jpeg)
ご依頼頂いたリペアはフロントシート2脚なので助手席も同様にリペアを行います。運転席ほどではないもののところどころダメージがあり全体的に若干の劣化が進んでいます。
2.jpeg)
3.jpeg)
おまけパート1。ドアの黒ずみ消しです。車体側のウェザーストリップなどに強く当たっており黒ずんでいます。形を直しても同じことが起こるので塗装だけとでOKというオーダーでした。
既に当たってしまっているので塗装後の色落ちについてはご了承いただきました。
5-e1559894945661.jpeg)
4.jpeg)
おまけパート2。接着してあったものが剥がれてしまったようなので接着剤で止めてみました。耐久性の保証はできないので薄く細く接着剤を付けてあります。
After

ご依頼頂いたお客様からは綺麗になったとのお言葉を頂き一安心(^^♪オーナー様も喜ぶだろうとおっしゃっていただきましたが、喜んで頂ければなお安心いたします。