2022年9月に5年耐久のガラスコーティングを施工させて頂いた240エステートに新しいオーナーが見つかったとの事で、ご納車前のメンテナンスのご依頼も頂きました。
国産車と比べて大きな違いを感じる部分として頑丈そうなボディが一番に挙げられます。2000年代のドアは厚いながらもスマートに作られている印象を受けますが、240エステートは明らかにドアが厚いというのを感じます。重厚感ではなく重厚なつくりになっています。
2022年9月の作業後の写真です。大がかりな下処理は店舗の方で済ませてあったので、細かい下処理をしてからコーティングを塗り込みました。使用したコーティング剤はクリスタルプロセスのX1-8500。5年耐久で施工証明書も発行できるガラスコーティングです。
ちょうど半年ほど経過してからメンテナンスを行いましたが、無事に元の光沢を取り戻しました。展示され、お客様に見られ触られるという車の場合、「使用」とは少し違った汚れ方になります。走行はしないのでそのような痛みはありませんが、展示により水あかや汚れが堆積してしまいます。冬から春先は水が冷たいのもありなかなか汚れを落とせません。
それはコーティング施行車であっても同じことです。ですので、コーティングメンテナンスは楽ではなくそれなりに神経を使う仕事になります。塗装面には届かなくてもせっかく硬化させたコーティング層を傷つけてはいけませんので、道具や洗剤の選択には気を使います。
これだけ綺麗になっていれば良いでしょうということでコーティングメンテナンス完了です。
コーティングメンテナンスの作業内容
- 下回り、ホイール洗浄
- コーティング車専用の洗剤で全体を洗車、拭き取り
- ボディ全体の状態を確認
- 専用溶剤にて傷やしつこい汚れ落とし
- 撥水 or 親水コーティング