映画『F1』4DXで鑑賞💨

6月下旬に公開となっていたらしいブラッド・ピット主演の映画『F1』4DX版がみられなくなるという情報を耳にし、カートドライバーの小4次男と一緒に見に行ってきました。

4DX???

4DXというものを全く知らず、普段から映画館にも行かないためなんのこっちゃわかりませんでしたが、初めて見てみた感想は映画がアトラクションになるテーマパークの乗り物みたいなものでした。

4DXでは椅子が動き、風が吹き、匂いがして雨も降り、煙も立ち込めます。

ディズニーシーのソアリンとシーライダーを合わせたようなアトラクションだなというのが私の感想。

テーブル使用禁止、チャイルドシート使用禁止、飲食要注意、気分悪くなることもあると注書きだらけなのも驚きです🤣

上映中は何かしらの演出が常にあり、想像よりも激しめな揺れや振動があります。クラッシュや後ろから突かれれるシーンではシートが背中を突っついてきます。予想外と言えば予想外ですが、このくらいないとスゲーとはならないだろうなというくらいの演出で本当に忙しい。

確かに気持ち悪くなる人も多いだろうなという印象です。となりの席を見ないと席が動いていることに気が付かないときもあって、自分でも少し酔ってしまいそうになるくらい(笑)

席と言っても4席くらいが1つのユニットになって動いていて、となりのユニットと自分の席のユニットの動きが微妙に違う時もあります。なんか揺れてる?という時に、隣のユニットを見て揺れてるんだと理解する。そんなことに役立ちましたが、酔わない一つの工夫なのかもしれません。

こんな状況が2時間半以上続くのが4DX

アトラクションなら5分~10分程度なんでしょうけど、体験時間は何倍もあります。そう考えるとプラス1,000円は安い。ちなみに割引が1,000円分あったので、通常の料金で4DX体験ができたのはお得でした♪

さみしさも…

残り3日というタイミングだったので仕方がない部分もあると思いますが、お客さんは10人くらいしかいませんでした。モータースポーツは日本人にはウケない、というのは小学生の頃から感じていたことですが、F1でさえもこんな感じなんだなと勝手に寂しさを感じました。

それでもカート仲間の子供たちはほとんどが公開間もないうちに鑑賞済みの様でした🤣うちは一番最後くらいでしょう(笑)

やはり、好きだったりやっている人ならすぐに見に行くのが普通ですよねー

ブラピ目的での鑑賞組も早いうちに見てるでしょうし、マニアックな内容だと思うのでお客さんが少なくなるのは仕方ない部分もありますね。

日本でウケるクルマ映画は?

F1に続く道のりの最下層と言われるレーシングカートに携わるものとしては興奮要素がたくさんあるF1でしたが、日本でウケるクルマメインの映画はどんなものがあるのでしょう。

最近では『グランツーリスモ』という作品がありTVで観ましたが、これは実話を元にした作品でゲーマーがプロレーサーになれる『GTアカデミー』の話でしたが、流行ったのかどうかというとどうなのでしょう。

ストリート系は日本でも流行る

モータースポーツを題材にしたものはイマイチな印象がある一方で、『ワイルドスピード』は流行りましたね。これはカスタムカーでどちらかというと暴走系。モータースポーツを描いたものではありません。それでも流行ったこと自体は良かったと思いますが、爆音、暴走など真似していいのかという要素が盛りだくさんなのはちょっと困りますが😅

その他では『タクシー』は車を知らなくてもコミカルで楽しい要素があるので一般ウケも良かったと思いますが、これも公道爆走系です。『トランポーター』でアウディを気に入る方も多いですが、これまた公道爆走系です(笑)

モータースポーツ・車好き = 不正改造

流行るのがストリート系の作品ばかりなのはこんなイメージが強すぎるのも背景にあるのかなとは思います。自論ですが。

業界にいてもモータースポーツはタブー?

車の仕事をやっていて、私が子供のころから車が好きで、自分の子供が(自分自身であっても)モータースポーツをやっている、これらのことはあまり話さない方がいいなと思うことがあります。

だったら施工費を安くしてほしい」とか、休んでないで「早く仕事をやってほしい」とか、一番そういう感想・感情を持つのがメーカー直系に携わる方々だったり…。

元プロや相当な実績の持ち主ならリスペクトの対象になると思いますが、私のようにただ好きなだけというのはちょっと…というよくある話。

サラリーマン的な休日の楽しみ方を逸脱してはいけない雰囲気と言いましょうか、平日に週1なんなら休みが無いという状況ほど、外注業者には優しくしてくれる印象はあります🤣仕事をさせるコマのひとつですから、人生(カーライフ)まで理解する必要はありませんのでこんなもんかなという印象です。

整備士の方は別としても、販売や営業担当の方は特に好きで車業界で働きだしたわけじゃないでしょうから。元々優秀で大きな会社に就職し、そこがたまたま車のメーカーだっただけというケースも多いことでしょう。

ですから、カート活動の話をしてはいけない、バレてはいけない場合があるのです・・・車を世に放つ側からこのような雰囲気を感じてしまうことにはちょっとした矛盾を感じます。

GRヤリスを持っているということも同様です。とくに出張業者というのは謎も多い存在ですから、なんでそんなに稼いでいるの?と思われないことも気にしていて、楽しんでいることも悟られないようにすることもあります(笑)

将来の仲間やお客さん

子供たちに車の楽しさを教え、ずっとその思いを持ってカーライフを楽しみ、車業界で働く人になって欲しい。

そんな将来の大人を増やすため、ごく小さな規模でもカーライフを楽しみ続けていくことが、私自身の将来を広げたり繋げたりするのに重要だと思っています。大人だっていつ「クルマスイッチ」が入るかわかりませんから、そうなったときに私にできる手助けをできるよう日々腕と技術を磨いています💪

「車離れ」という言葉が聞かれて久しいですが、実際はそうではないなと思うこともあります。

車というのは贅沢な持ち物のはずですが、高速のSA、スキー、モータースポーツなどのイベントに行くと、いい車に乗っている若者はたくさんいます。カート場でも私よりもずっと若くても複数台、それも輸入車やカスタムカーを持っているお父さんに出会います。車にも詳しい方も多いので若者が車から離れているというのは本質的には違うような気がします。

F1ブームの頃、私は小学生でしたが実車の情報に触れる機会は少なくて受け身なものが多かったですが、いまは子供自身が調べて色々な分野を知ることができますから昔よりもずっとオープンになってるなと思うことも多いです。

ただただ、人口減少、少子高齢化というのは残念なことばかりで、もっとたくさんのひとや世代の方が気楽に楽しめたらいいのになと思いますが、実際には問題も多く閉鎖的なのが車好きの世界。

こんな世の中だからこそ、将来一緒に働く仲間やお客さんになるかもしれない人を増やす活動というのは大事なことだと思っているので、私がやれることや伝えられることを楽しくやっていきたいと思います。

かつてあった「スーパーカーブーム」「F1ブーム」のような派手なものではなくて良い。娯楽は多くなる一方ですが『F1』のような映画からでもモータースポーツに興味を持って挑戦したいと思う人が増えてくれたらいいなと思いました。

最後に映画の感想を。

弱小チームが勝つなんてことは、現実にはないと思いつつも、勝ってしまうというベタな展でも、熱くなり感動もしてしまう映画でした。

最速と最強は違う。どっちを追うかはチームやドライバー次第。いくら速くてもマシントラブルで落ちることもあります。一番最初にチェッカーを受けたものが勝者。ファステストを出そうが、トップでチェッカーを受けない限り勝者にはなれない。

レースに勝つこととは?

一番速いドライバーとは?

レースにおけるチームとは?

最近、私の中でレースというものの持つ意味のひとつの答えを見せてもらったような気がします。

この映画は熱くなり、また勝ちたい、勝たせてあげたい、チャンピオンを獲るぞと思わせてもらった映画でした🥇

もう4DXでは見られない劇場も増えていると思いますが、もしまだ見られるなら体験してみると良いと思います!

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  • この記事を書いた人

Daisuke Ishida

インテリアリペア・ボディコーティング屋。ラジコンとジュニアレーシングカートのノウハウも日々蓄積中!クルマ好きです♪

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