マセラティ グランツーリズモSのコンソールボックスのノブ部分とドリンクホルダー周辺パネルのベタつきをリフレッシュしています。それぞれベタベタした感触があり、ほこりなどがベタつきに絡んでいて機能性も見た目もかなり悪くなっています。
他にも作業をさせて頂いているお車です。
コンソールボックス
Before

After


センターコンソール
Before

After


べたつきリフレッシュのポイント
蓋をするイメージです
この作業について表現するのが難しいのですが、ベタつきを除去することができないため特殊な材料で蓋をしてしまいます。ほこりやごみはある程度取り除きますが、すべてを除去することはできません。目立たなくなっているだけです。
マスキングに時間がかかる
見た目の施工面に対し保護するエリアが多く、マスキングは大変時間がかかります。この2か所だけで1日がかりです。メッキの縁、コンソールボックス裏側や収納部を含む細部、シフトノブ…さらに、マスキング段階ではベタつきが残った状態です。指先も黒くなりますので周囲を汚さないように細心の注意を払います。
施工満足度は高い
この作業の一番の魅力は機能的な回復ができるところです。
「触れる」
こんな普通なことが苦痛になる「ベタつき」症状。見た目以上に、普通に使えるようになるため満足度は高い作業です。
単価は高い
今回紹介した部位だけで5万円~になります。
Beforeの状態次第で施工費は前後し、見積もりは5~6万円など幅をもってご提示させて頂くことがあります。事前にお伝えした金額幅を超えることはありませんが、実際の施工の重さに対してご請求となります。
細部について
・ベタつきにからんだほこりやごみがすべて掻き出せるわけではありません
・ベタつきが原因でマスキングは際(キワ)まで入らない場合もあります。際に限り多少のべた付き残りや色移りがあります
※感覚的には1mm幅程度
・施工個所の刻印等により着色できる場合とクリアのみ対応の場合があります。
・シボ付けなど細かい凹凸面での仕上げになります。
保護期間について
通常使用であれば、数年持ちます。ただし、爪などでひっかくなどには注意して頂きたいです。
施工から4年経過後の事例は下記記事に掲載しています。


