画像の通りAピラーには大きな剥がれがあってホチキス止めで応急処置がされております。助手席側も同様でした。Before→Afterの写真が左右あべこべですが、同レベルの状態です。
新しい生地はグレーのアルカンターラ調なので質感は若干異なります。また色合いも少し違います。
サンルーフボードと同じ生地です。
※当店では試験レベルの作業なので一般の作業は受け付けておりません
製造から10年を超えてくるとこちらボルボの他、フォルクスワーゲン、アウディなどの欧州車では定番のトラブルになりますが、アルファードやフーガなど国産車でも発生するトラブルです。なぜか、安い価格帯の車ではこういった内装の経年劣化トラブルは起こりません。ダッシュボードのベタつきやひび割れや革シートの擦れや劣化とも無縁です。何だかんだ安い車も良いのでは?と思ってしまいます。内装トラブルに関しては、ですが。
こちらのV70は62,000kmと2006年式にしては比較的走行距離は少ないほうです。60,000kmでタイミングベルトの交換をしていてメンテナンスも行き届いているようで各機関の状態は良好です。15インチタイヤの影響もあると思いますが、ボートにでも乗っているかのような乗り味でインパネのボタンやカタカナ表記のメーターインフォメーションなどのレトロな雰囲気を感じつつとてもリラックスして乗れるクルマです。
また、20年弱の車の進化を感じられる1台です。