2月は日数が少ないので1か月が早く過ぎますね…また寒いので仕事がはかどりません⛄今年、千葉県内の私の稼働エリアでの積雪はありません。うっすらすらもない状態です。12月に雪がそこそこ降った時があり今年はどうなることかと思いましたが、ここまでのところ降りそうな気配が無く安心しております。
AGSエブリィの雪上走行性能はなかなか厳しいので移動もしんどいので助かっています。
本題は、ノアのステアリングリペアでした。
現行のノア/ヴォクシーが90系なので70系というと結構古い型です。うちで取り扱っている中古ヘッドライトの重要も高くまだまだ現役で需要は高いようです。
ステアリング全体
ステアリング全体のBefore→Afterになります。


左側
左側はついでにという感じではありますが、年式の古さからダメージはそれなりにあります。


上部の黒ずみは汚れでそれ以外は部分的な擦れやひっかき傷です。
右側
一番のメインどころはこちら。
擦れを通り越してカピカピになっております。表皮も硬くなっていまして「硬さは残ると思って下さい」と前置きをした作業になります。


上部は擦れからの剥がれ、下の方にかけて擦れになります。汚れではありません。
本革のコンビステアリングになりますが、この後の登場した車は表皮剥がれが多くなり、このような症状は少なくなっています。
これでも直せる


このようなダメージでもリペアは可能です。若干硬さは残りましたが、気にならないレベルにはなっていると思います。
まず、ダメになった部分をペーパーで削りリペア剤を定着させます。段差を何段階かに分けて埋めて最後にコーティングを兼ねた塗料を塗装して仕上げます。シボは消えていますのでスプレーガンで手触りに違和感がないことを目標にテクスチャー(凹凸)を付けています。
カラーについては汚れや経年劣化があってどこが正しいのかわからないので底部を参考に調色をして全体塗装をしました。
ここまで酷い状態からのリペアの場合は特にキワ部分はリペア剤で埋まることもありますが、今回はうまくいったと思います😓