同時に2台のアストロの作業を行いました。1台はガラスコーティングでもう1台がこちらのシートリペア。運転席、助手席、2列目の合計3脚のリペアです。
1996年式との事です。28年前の車ですが、とんでもなく良いコンディションだと思われます。リペアの形跡もありません。
アストロ定番のコンディションです。運転席には擦れすぎて穴が開いてしまっていますが、心配ご無用!穴も塞いでリペアします。
新品だ!
と、うれしいお言葉を頂きましたが、さすがに新品同様にはなりませんし、ヒビも残っています😅何度もお仕事をさせて頂いているので費用感と完成度を含め完全お任せで作業をさせて頂きました。
運転席
座面全体が擦れています。傷んだ表面層を研磨してから補修材を用いて革を整えます。
助手席
助手席は特に乗り降りする側が傷みます。
このレベルになると運転席同様、ヒビを研磨の上、パテ埋めが必要になってきます。
2列目
アストロは助手席側にしかスライドドアがありません。助手席程ではありませんが、やはり乗り降りする側が傷みます。
このくらいになると、表面研磨後パテではなく塗料を兼ねたベース剤のみで整います。さらにひび割れを目立たなくさせるためにはパテ盛りが必要ですが、費用を考えるとこのくらいで留めておくのが賢明です。
運転席穴補修
運転席の穴です。擦れすぎて穴が開いてしまっています。周囲を削って凹みを作り補修材を塗り込み面を出して溶着しています。
リペア剤は柔軟性があり、周囲の革と変わらない質感なのでつまんでも穴を補修した場所がコリコリしたり、浮き上がったりすることはありません。恐らく誰もわからない…
日が暮れるのは早くなりまして、17時頃には暗くなるようになりました。