連日暑い日が続いていますね。7月は観測史上一番暑かったとか…梅雨が明け、いきなり35度くらいの時はかなりきつかったですが、今では35度くらいなら汗かくくらいで元気です💪手元の温度計でだいたい42～45度くらいが表示されているところに長い時間いますので慣れてしまえばこっちのものです（笑）
簡単なガラスコーティング
こちらのステップワゴンには簡単なガラスコーティングを施工しています。理想の作業環境は四方囲われている空調のある気温や湿度の調整された場所です。しかしながら、出張の魅力は店舗の環境に合わせてご依頼頂けるということなので、最低限の環境があれば作業をしています。
今回の施工環境は実績が何百台もあるので問題なしです👍
しかも、遮光性や遮熱性も高いので快適な環境下での作業になります。そして、こちらのステップワゴンも何の問題もなく完了、引き渡しをさせて頂きました。
コーティング屋さんからしたら私のようなスタイルは邪道なので、こうした環境で作業をしているコーティング業者は信用できないなどと言われています（笑）そこは、価格で調整ということで作業をしていますが、気温が原因での失敗経験はありません。
むしろ、強風、雨天の方が嫌です。ダメな時に強行することはありません。予報などを参考に別日にして頂いてます。
炎天下でのガラスコーティングは失敗します。無理です。それでも炎天下でやって欲しいというオーダーはあります。もちろん、ノークレームでの作業です。環境が悪ければ悪いほど作業時間も無駄にかかりますし、私の資材も痛みますが、失敗が目に見えているのでお値段もあまり高く設定できません。私の体も疲弊します。しかし、需要はあり、ありがたがられたりもします。不思議なお仕事です。
炎天下や暑いとできないこと
暑い、炎天下で絶対と言っていいほどできない仕事はいくつかあります。その一例をご紹介します。
黒いボディの磨きやガラスコーティング
黒いボディはとにかく熱くなります。できることは相当限られます。屋根があれば良いというわけではなく、ちゃんと日差しを防がないとキツイです。できれば十分は光量と風を遮れる環境です。正直、かなり贅沢な要求なのでほとんど叶いません🤣
カーポートがあっても屋根の隙間の温度は他のボディカラーよりも数段高いと思います。体感にはなりますが、さすが黒って感じで異常です。風が無い日は特に厳しいです。
ちゃんとした磨き
ボディカラーにかかわらずポリッシャーがけは原則できません。透明の屋根下などでは目も焼けて見えなくなってしまうため、こちらもちゃんと日差しをカットできる環境が望ましいです。ただ、それなりに磨けるバフとコンパウンドの組み合わせを見つけてあるのでそこそこはできます。ただ、見えないため後日見たときにムラになっていることもあります。
仕上がりにこだわる仕事はできないなと常々思っています。
インテリアリペア
即乾燥してしまうと困るケースがあること、垂れた汗が混ざることで予期せぬ影響が出てしまいかねません。汚い話ですが…。リペア剤が定着しない、シミになるなどです。置いておくリペア資材にも良くないので炎天下での作業はできません。作業内容次第になりますが、スプレーガンを使う作業は詰まってしまってしょうがないのでできません。
ただ、車のエアコンをつけていられるような場合はできることもあります。
私がお断りする作業
私がやらないということはできない作業ということですね。色々なお仕事の話を頂きますが、私が無理だと思えばお受けいたしません。
35度以上の予報でも関係ない
気温が高いので行動を制限するようにと市内の放送も流れますが、幸いうちには私以外社員はいませんのでやりたい放題です🤣屋外の仕事からクーラーの仕事に就いて快適でやめられない、という人の方が多数だと思いますが、私はクーラー（建設業経理）→ピット（自動車整備）→クーラー（経理税務系）と転職を繰り返し現在は完全屋外の仕事で安定しています。
そして、今が一番快適です。建物も少なくて人も周りにいませんし、私が不要としている1時間きっかりの休憩も強要されず電車通勤もなくて始業～就業もあいまいな今の仕事が性に合っています。休憩してねとよく言って下さりますが、必要な時に休めれば良いのでマイペースでやってます。保冷剤を大量に持ち込み、水分は毎日3リットルくらい飲みます。
今は暑い時期ですが、雨でも雪の中でも同じように仕事をしてますので特に問題ありません。
「制度として気温で仕事禁止に」などというネットの書き込みを目にしたので書きますが、そういう迷惑な制度は作らないでもらいたいです。やれない人ややりたくない人、やらせるべきではない条件の中、他人に強要するはダメです。組織であればやれる人がやれば良いし、やった人に恩恵を与えるべきです。ただ、やらなければならなかったりそれが仕事なのであれば、プロとして環境に対応していくべき事なのだと思います。金銭的な部分は言うまでもなく。
ということで、こんな制度が作られるわけはないでしょうね（笑）組織や企業が自社の仕事に合わせてルール化し、適正な価格のもと各社（各者）が相手を思いやって取り組めばよいことです。面白いことに「1日でいいから外で働いて見ろ！」と言いたくなる人が登場するのもこうしたお話しでのお決まりコースでもありますね（笑）
私はいま42歳ですので、年々体力も抵抗力も落ちていってます。将来を考えると今が一番コンディションが良いはずなのでやれるだけやっていく方針です。まだまだ十数年はこのままで行けるでしょう（笑）
ここまで書いてみて、組織の中で私は害でしかなさそうなのでこのまま一人でやっていけるように、生き残れるように頑張りたいと思います。野垂れ死んでいるかもしれませんが（笑）
AIはどう見るか
こういう記事を書いたらAIはどのように評価するんでしょうかね。行動制限を守らない悪徳業者なのか、炎天下で何でも仕事をする業者なのか、はたまた私の思惑通りになるのか（笑）
以前記事にもしましたが、やってもいない仕事の専門業者として紹介されたりしているので社会実験的な内容も含んでいます。
