インフィニティFX35

《施工事例》FX35ーステアリングリペアー

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トータルリペア・アイテックです。

いつも出張施工をしていますが、どうしても天候に悩まされることがあります。雨、風だけでなく、晴れた日が敵になることもあります。直射日光の当たるダッシュボードの施工では、あらゆる液剤が”速乾性”に変化します。いつもより小範囲で少しずつ施工しなければ問題があるわけではありません。また、多少暗くなりますが、サンシェードを使えば日差しは遮れるので対策も可能です。

まだ4月ですが、この時期の直射日光でもダッシュボードはかなり熱くなります。サンシェードは駐車中の車内温度が上がらないよう使われることが多いと思いますが、内装の劣化や変色から守ってくれるという効果もあります。本革の場合メンテナンスが欠かせませんが、状態を保ちつつ、メンテナンスも手間を軽減する効果もあると思うので是非ご検討を。

さて、今回はインフィニティFX35のステアリングリペアです。

写真の通り、ステアリング全周にわたってスレてしまっています。クリーニングを念入りに行い、必要なリペアをしようとリペアプランを立てました。いくつかのリペア方法の組み合わせになると思いきや…

before

FX35-ステアリングスレ(before)1

いわゆるスレというのは、革が擦れて毛羽立ってしまっていることが多いのですが、こちらのステアリングにはそれがない!?上部のうろこ状の部分を除けば触り心地そのものの状態は悪くないように感じます。

FX35-ステアリングスレ(before)2

なにやらワニのうろこのようになっています。

FX35-ステアリングスレ(after)1

割と滑らかに擦れています。

この原因はリペアを始めてすぐに気が付きました。

after

FX35-ステアリングスレ(after)1

リペアせずクリーニングだけを施し、レザー専用のメンテナンス剤を塗り込んでこれだけの状態に戻りました。

FX35-ステアリングスレ(after)2

うろこは消え、滑らかになりましたが、よく見るとひび割れが見られます。過去にリペアをしたことがあるようです。

FX35-ステアリングスレ(after)3

本来のスレはステアリング左下の部分だったようです。

FX35-ステアリングスレ(after)4

こちらもだいぶキレイになっています。

Comment

さて、全周にわたるスレの原因ですが、どうやら過去にステアリング上部をリペアしたことがあるようです。その時に全周塗装してあったものが擦れてきていたんですね。上部のうろこ状になってしまっているのはもしかしたら塗料と相性の悪いクリーニング剤やメンテナンス剤を使ってしまい、充填剤か塗装と反応してしまったのかもしれません。

思った以上に素性が良かったため、オーナー様のイメージにもズレが出てくると思ったのでクリーニング完了時点でいったん作業を止め状態を確認して頂くことにしました。

…キレイですね…

オーナー様もリペアがしてあったことは認識されていなかったかもしれません。ご相談の結果今回はクリーニングまでで完了となりました。

 

なお、当店が行うリペアにおいて使用しているクリーニング剤は塗料を落とす力のある専用のものを使用しています。そのため、塗装されている部材に使用すると塗料が落ちることがあります。今回の場合は、すでに塗装が変質しており塗装が落ちやすい状態になっていた可能性はあります。

リペア後は市販されているクリーニング剤やメンテナンス剤の使用はお控え頂き乾拭き固く絞ったタオルでの水拭きをして頂くようご案内しています。

 

リペア前のクリーニングは非常に重要な工程で一番時間を割くことも珍しくありません。内装のリペア自体がまだ浸透していることではなく、今回は稀なケースだと思います。

中古で購入した場合、状態を知って購入するため、はじめから諦めていたり、交換したりすることが多いはずです。販売店さんもリペアができることを知らないことも少なくないのですが、リペアという選択肢があることをもっと知ってもらえるよう普及活動も行っていきたいと思います。


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